ネコは家から出さないのが常識!完全室内飼いを徹底しよう

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前回は、ネコのお世話に必要なグッズをまとめて紹介しました。

今回は、ネコをお家の中だけで飼う『完全室内飼い』について紹介します。

 

 飼いネコを外に出すと寿命が短くなる!?

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かつては、ネコに家の中と外を自由に行き来させる飼い方が一般的でした。国民的アニメの『サザエさん』に登場する飼い猫・タマみたいな生活スタイルですね。

しかし、お外にはネコにとっての危険がいっぱいです!

交通事故に遭ったり、迷子になって帰れなくなったり、野良ネコと喧嘩してケガをしたり…。

野良ネコと喧嘩した場合は、ひっかきキズや咬みキズなどの外傷だけでなく、ネコエイズネコ白血病などの死に至る重大な病気をうつされることもあります。

外に出るネコはこういった危険にさらされるため、家からまったく出ないネコに比べると平均寿命が少し短いようです。

日本ペットフード協会が行った調査によると、家の外に出ないネコの平均寿命は16.40歳、家の外に出るネコの平均寿命は14.22歳となっています(2015年の発表より)。

愛猫にずっと元気で長生きしてもらいたいなら、外には出さずに家の中だけで生活させる完全室内飼いを徹底しましょう!

完全室内飼いのメリットはネコの健康を守れることだけではなく、よそのお家の敷地内でフンや尿をするなどの迷惑を防ぐ狙いもあります。

ネコと楽しく暮らすためにも、不要なご近所トラブルが起こらない飼い方をしたいですね。

 

※平均寿命データ参照:http://www.petfood.or.jp/data/chart2015/01.html

完全室内飼いはネコにとってかわいそう?

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ネコをお家の中で飼っていると、窓から外をじっと眺めているときがあります。

そんな様子を見ていると「外に出たいのかな?」と思ったり、閉じ込めているようでかわいそうに感じたりすることがありますよね。

でも、子ネコの頃から家の中で過ごしているネコは、お家の中を「安全に過ごせる自分のナワバリ」だと思っているようです。そのため、自分から外に出ていきたいとは思いません。

室内飼いのネコが外を見ているのは、自分のテリトリーを侵す敵がいないか見張っているからだと考えられています。

ただし、もともと野良ネコとして外で生活していたネコや、外出する習慣が身についているネコ、家の中に楽しいことがなくて退屈しきっているネコなどは外へ出たがることがよくあります。

家の外で過ごすのが当たり前になっているネコの「外に出たい」という欲求をなくさせることはほとんど不可能なので、リスクは伴いますが外出させてあげてもよいでしょう。

退屈して外へ出たがるネコの場合は、家の中で満足して過ごせる環境を整えてあげればいいだけです。

 

結論を述べると、お家の中で不自由なく暮らせていれば、完全室内飼いはネコにとって決してかわいそうなことではないのです!

 

ネコがたのしく過ごせる環境を作ろう

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完全室内飼いを円満に続けていくためにも、ネコが退屈しないで過ごせる環境を作ってあげることが大切です。

ネコが毎日をたのしく暮らせるようにするための3つの方法を紹介します!

 

■たくさん遊んであげる

一番大切なのは、ねこじゃらしなどのおもちゃを使ってたくさん遊んであげることです。

ネコはもともと自分で狩りをして生活していた動物で、飼いネコにも狩猟本能は受け継がれています。その本能を遊びで満たしてあげれば、ネコはお家の外に出なくても満足した気持ちを味わえます。

たくさん遊ぶことで、ネコのストレス解消飼い主さんとのコミュニケーションなど多くのメリットを得ることができますよ。

 

■キャットタワーで上下運動をさせる

ネコは高い所に登るのが大好きです。これは、野生時代に樹の上で生活していた名残りだと言われています。

お家の中でも、高い所に登って部屋全体を見渡すことで本能が満たされるようです。キャットタワーキャットウォークなどを設置して、たくさん上下運動をさせてあげましょう!

スペースやコストの問題でキャットタワーを置くのが難しい場合は、お部屋にある棚の上に登れるようにしたり、カーテンレールや天袋をうまく活用したりするだけでもいいでしょう。

 

■新しいネコを迎えて多頭飼いする

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余裕があれば、新しいネコを家族に迎えて兄弟・姉妹のように生活させる方法もおすすめです。2匹以上いれば飼い主さんが留守のときでもネコ同士で遊んで過ごすため、退屈しなくて済みます。

ネコを飼い始めたばかりの人にはちょっと難しいかもしれませんが、のちのち役に立つかもしれない選択肢だと思うのでぜひ覚えておいてくださいね。

そして、新しいネコを飼いたいと考えている人に提案したいのが、里親を待っているネコを迎えることです。

動物を飼いたいと思ったらまずペットショップへ見に行こうと考える人が多いかもしれませんが、日本には捨てられたり野良として生きていけなくなったりして殺処分されてしまうネコがたくさんいます。

そんなネコたちを保護して新しい家族を探している団体がたくさんあるので、よければぜひ保護されたネコたちに会いに行ってほしいと思います。

保護ネコの多くは、無償もしくはわずかな謝礼金で引き取ることができますよ。

ペットのおうち

↑こちらのリンクから、イヌ・ネコの里親団体のHPへ飛べます。


以上、完全室内飼いについて紹介しました。ネコが退屈しないで暮らせるよう、ぜひ工夫してみてくださいね。

次回は、先住ネコがいる場合の捨てネコの迎え方を紹介します。お楽しみに。
⇒先住ネコがいる場合の捨てネコの迎え方